”座り心地“という目には見えないが、イスを選ぶ上で非常に重要な要素を可視化し、体系化した非常にユニークな取り組みです。まず、”座り心地”という漠然としたものを下記4つの要素から構成されるものと定義付けを行いました。 

  1. 座高寸法 
  2. 座奥寸法 
  3. 背・座のクッション構成 
  4. 背の傾斜 

そして、”座り心地が良い”ということは、これら4つの構成要素が、その椅子の用途に適しているかどうかということに定義付けました。 

プロジェクトの作業としては、上記要素を色々と変更できる簡易的なシミュレーターのようなものを作成して、ひたすら検証を重ね、カラオケ、ファミリーレストラン、クリニック、ホテルなど、様々な用途に適している組み合わせを探り、 

「納入先別座り心地基準表」 
「納入先・用途詳細表」 

という2つの表に体系化することが出来ました。 

ショールーム・総合工場には、これらの座り心地を体感できるシミュレーターを設置しており、来場いただいたお客様にも体感していただくことが可能です。 

業界のみならず、世界的にも非常にユニークなこの「座り心地プロジェクト」。 
まだまだ深化の余地はあるので、今後もご期待下さい。