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「オルガテック東京2023ベストプレゼンテーションアワード」で選考委員特別賞を受賞

創業70年、飲食・ホテル・オフィスなど多業界に家具を納入する業務用家具メーカーの株式会社アダル(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:武野 龍、以下、「アダル」)は、2023年4月26日より開催中のドイツ発・アジア最大規模のオフィス家具見本市「オルガテック東京2023」(会場:東京ビッグサイト)にて、出展ブースを対象にブースのコンセプトやデザイン性等の観点で審査を行う「ベストプレゼンテーションAWARD」にて、ドバイ万博・日本館や東急歌舞伎町タワーの外装デザインを務めた建築家・永山祐子氏の推薦で選考委員特別賞を受賞しました。

永山祐子選考委員 特別賞を受賞した当社ブース

「ベストプレゼンテーションAWARD」は、オルガテックに出展している120以上のブランドを対象に、これからの働き方に対してデザインができることを具現化したブースを選ぶコンペティションで、全体コンセプト、デザイン性、機能性、独自性、サステナブル性を基準に審査されます。建築家の永山祐子氏やアストリッド・クライン氏など著名な選考委員によってグランプリや準グランプリが選ばれ、各ブースが力の入ったプレゼンテーションを競い合います。


展示ブースに使用した素材、70%以上を自社家具工場で再利用

当社のブースは、「Use and Reuse」というコンセプトのもと、自社工場を持つ家具メーカーとして時代のニーズであるサステナビリティというテーマにアプローチしました。一般的にメーカーにおけるサステナブルアクションは、工場で出た廃材を利用したり、リサイクル素材として加工された素材を使ったりというのが通例ですが、展示会においてはそのどちらにおいても会期後に大量の廃棄物が出てしまいます。

そこで、当社は展示ブースの壁面や展示台に、自社工場で使用しているクッション材やベニヤなどの家具素材を新品のまま、しかも規格サイズのまま活用しブースデザインを行いました。会期後これらの素材は、再び工場に運びソファのクッション材や張り枠材として再利用する予定です。ブースで使用した素材は70%以上が再利用可能となり、これにより展示会後の廃棄物を大幅に軽減することができます。

ソファ等に使用されるクッション材を装飾として使用したブース壁面

自社工場を持つメーカーとして、展示会に潜む会期終了後の大量廃棄の課題を提言し、デザインが社会問題を解決できる力強いメッセージを発信しました。当社は今後も持続可能なデザインに取り組み、よりよいワークプレイスの実現に貢献してまいります。


木材活用率100%を目指す企画展示「LINK LOUNGE 2.0」も開催

カフェやホテル等の商業空間に家具を通して快適さを提供してきた強みを活かし、オフィス空間にも家具の持つ情緒的価値を提案する自社ブランド「A.T.I.C vol.8」の商品を中心に展示しています。

また、従来大型な設備と大量生産を前提とした成形合板を用いた家具づくりを、木材を加工する過程で発生した木端材を粉塵にしたものと樹脂を融合し、大型3Dプリンターで製作する次世代のサステナブルなモノ作りの企画展示「LINK LOUNGE2.0」も開催しています。

<LINK LOUNGE2.0 製作ムービー>

https://youtu.be/3C2OC8qVT3U

<関連情報>
プレスリリース: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000068123.html
「アダル、オルガテック東京2023に出展。木材活用率100%を目指す次世代のものづくりを発信」

■「オルガテック東京2023」の概要
会期:2023年4月26日(水)~28日(金)10:00~17:00(最終日のみ16時まで)
ナイトパーティ:4月26日(水)17:00〜19:00、4月27日(木) 17:00〜19:00
会場:東京ビッグサイト 西展示棟(1・2ホール)
アダルブース小間番号 : G-58
入場料: 5,000円(税込) ※完全登録制、事前登録により無料
※詳細は下記公式サイトをご参照ください
https://www.orgatec-tokyo.jp/