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オフィス家具見本市「オルガテック東京2024」に出展

オフィスのリフレッシュスペース向け新商品や、iFデザインアワード受賞商品などを展示

創業71年、レストラン・ホテル・オフィスなど多業界に家具を納入する業務用家具メーカーの株式会社アダル(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:武野 龍、以下「アダル」)は、2024年5月29日(水)から5月31日(金)にかけて、東京ビッグサイトで開催されるアジア最大規模のオフィス家具見本市「オルガテック東京2024」に出展します。リフレッシュスペース向けの新商品や、iFデザインアワード等を受賞し国内外から高い評価を受けている「SAKYU」等を展示予定です。また、家具業界のアナログな提案見積もり業務をDX化する”業界初”の家具提案システム「カグポン」を初披露いたします。(アダルブース : 東4ホールF-15)

ブースデザインでは、1970年代のスペインの建築家、ミゲル・フィサク氏からインスピレーションを受け、『広く流通する素材を用い、美しく独創的なデザインを生み出す』というサステナブルなアプローチを行っています。オルガテック東京2023からのコンセプト「Use and Reuse」を本年も継続発信し、ブース装飾で使用した家具素材を、展示会終了後には再び家具製造に活用することで、展示会における大量廃棄物発生の課題に取り組みます。ブースコンセプトやデザイン性等の観点で審査が行われる「ベストプレゼンテーションアワード」の2年連続受賞も目指し、より魅力的で意義のある展示を展開します。


■オルガテック東京2024の概要

会期:2024年5月29日(水)~31日(金)10:00~17:00(最終日のみ16時まで)
会場:東京国際展示場「東京ビッグサイト」東4・5・6ホール
アダルブース小間番号 : 東4ホール F - 15
※展示会詳細は下記公式サイトをご参照ください



トークイベント開催!「ミゲル・フィサク建築から学ぶ、令和のオフィスデザイン」

【概要】
登壇 : クトゥ・マスエロス by STONE DESIGNS
日時:5月29日(水)14:00 〜
会場 : アダルブース内にて

1970年代のスペインは、政治的にも経済的にも厳しい時代でした。 そんな中、建築家ミゲル・フィサクは、コンクリートやレンガなど比較的安価に手に入る材料に、新しい文脈を追加 することによって、新たな美を創造した一人です。アダルのブースデザインをお願いしたSTONE DESIGNS代表の クトゥ・マスエロス氏によるフィサク建築の解説や、実際の事例紹介を通して、現代にも通じるオフィス空間デザイ ンの考え方についてのトークイベントを行います。ぜひご参加ください。




希少な国産い草を用いたサステナブルブランド《Look into Nature》のプロダクトを展示。ドイツ人デザイナーMichael Geldmacherによる砂丘からインスピレーションを得たシェーズロング。世界三大デザイン賞の一つ、iFデザインアワード2024をはじめ、Archiproducts Design Award 2023、JCDプロダクトオブザイヤー2023準グランプリを受賞した商品です。


◉SAKYUデザイナー:Michael Geldmacher

2000年にドイツミュンヘンにて、Neuland Industriedesignを共同設立し、すぐに家具デザインの分野で頭角を現し、ドイツのトップ50のデザインオフィスに選出されるなど、有名なデザインスタジオの一つとなりました。

2015年に独立後、過去15年間においてMDF Italia、Bulthaup、Kristalia、Magis、 Interlübke、Nils Holger Moormannなど国際的な有名ブランドとコラボレーション。
受賞歴に、ELLE DECO DESIGN AWARD、The Wallpaper Design Awards、The Chicago Good Design Award、The Interior Innovation Design Award “Best of the best“、The Ger-man Design Award、the IF Design Awardなど。

<参考>
世界三大デザイン賞『iFデザインアワード2024』を国産い草の家具「SAKYU」が受賞
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000085.000068123.html

アダルが「オルガテック東京2023ベストプレゼンテーションアワード」で選考委員特別賞を受賞
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000068123.html

その他、オフィスのリフレッシュスペースやラウンジに最適なアームチェアやアウトドアチェア、スチールチェア等を展示予定です。

※画像はイメージ


■業界初の家具提案支援システム「カグポン」を初披露!


カグポンは、“業界初”の家具・インテリア業界、施工・設計業者に向けた家具提案支援システムです。3Dデータを用いた家具レイアウト、見積もり、テレビ会議のシステムを全て一体化。今まで営業活動にかかっていた家具提案までのステップを全て完結できる、利便性と効率性に優れた全く新しいシステムです。
カグポンサイト:https://www.kagupon.com/


■ブースについて

◉70年代建築家の自邸からインスピレーションを受けた、サステナブルなブース

Pascual de Juan House 外観

建屋外観は、1970年代にスペインで注目された建築家、ミゲル・フィサク氏の作品「Pascual de Juan House」からインスピレーションを受けたデザインです。
当時のスペインは経済的に不安定ななか、才能ある建築家たちが安価で手に入りやすい材料を用いて新しいテクスチャや有機的な形状を作り出すことに挑戦していていました。

特にミゲル氏はコンクリートをプラスチックや木材などの異素材を型取りに使う事で、堅固で強靭なコンクリートを有機的で柔らかい印象にするユニークで美しい建築を生み出していました。

『限られた資源のなかで、広く流通する素材を用い、美しく独創的なデザインを生み出す』ということは、持続可能性が叫ばれる現代にも通じる考え方です。

アダルのブースには中央建屋に家具内部のクッション材として一般的に使用される「スラブウレタン」を素材そのままの状態で使用し、壁面材として活用する試みを行います。大きく弧を描いた形状の壁面クッション材をボタン締めにする事で柔らかさを表現し、思わず触れてみたくなるブースを目指しています。

◉ブースの再活用性について

会期終了後は、スラブウレタンに施したボタン締めを外せば容易にクッション材として再活用することができます。見た目の美しさを追求しながら、資源再活用の観点にも配慮したデザインとなっています。


◉ブースデザイナー:STONE DESIGNS

スペイン出身のクトゥ・マスエロス氏とエバ・プレーゴ氏が率いるデザインオフィス。インテリアデザイナーやプロダクトデザイナーだけでなく、建築家やフォトグラファーも集結したパワフルなクリエイティブチームです。
1995年の設立以来、“人のためにカタチにする”を大切にし、世界中で前衛的なデザインを展開しています。

これまでに、シェラトンのリゾートデザイン・レクサスの特別仕様車デザイン・コカ・コーラのオフィスデザインをはじめ、ロレアル・アディダス・無印良品・モビスターなど、世界的ブランドのプロジェクトに数多く携わり、様々な方面から高い評価を受けてきました。自由奔放で温かみに溢れるクトゥ氏、周囲が圧倒されるほど独創的で根気強いエバ氏。山と海、自然をこよなく愛する2人のクリエイティビティが、“次のデザイン”を生み出していきます。https://stone-dsgns.com/ja/ 


■オルガテック東京とは

オルガテックとは、70 年に渡りドイツのケルンで開催されてきた世界最大規模の最先端のオフィス環境を提案するイベント。今年で3度目の開催となる「オルガテック東京2024」では、世界から150以上のブランドが参加。クリエイティビティあふれる最新鋭のオフィスデザインとワークスタイルが集結します。