世界自然遺産の地で自然との共存を体感。 夕陽・風・海などテーマに合わせ、客室ごとに異なる家具を選定。

こだわりの窓を開ければ、世界自然遺産の森の音。

沖縄の本島北部に位置し、日本最大級の亜熱帯照葉樹林の森が広がる“やんばる”エリア。2021年には世界自然遺産への登録が認定され、多種多様な生態系や貴重な自然が守られている。
そして、その地にオープンした「HOTEL天 Tin」は、まさに“自然との共存を体感できるホテル”。山向きの大きな窓を開ければ柔らかな風が吹き抜け、鳥のさえずりや葉の揺れる森の音、満天の星が心身を癒す。窓のサイズが大きいことでメンテナンスの大変さはあるものの、「自然との共存を全身で感じていただきたい」という想いでこだわり抜いた。

自然にちなんだ7タイプの客室で、それぞれの心地よさを満喫。

客室は「風」「夕陽」「海」「空」など自然にちなんだテーマ別の全7タイプ。例えば「夕陽」の客室はオレンジや赤など暖かみのある色が効果的に用いられ、「海」の客室はブルーを基調とした中に流木を使用したランプが個性を放ち、「空」の客室は青空に浮かぶ丸い雲をイメージしたソファやクッションが設置されている。このように、各部屋のテーマに合わせた家具が選定されていて、それぞれ全く違う雰囲気を楽しむことができる。
宿泊の度に部屋の家具や雰囲気が変わるため、「今回も素敵」「次はあの部屋に泊まってみたい」と大好評。ゆったり広々とした客室の中で大自然の心地よさを感じながら、森の音に包まれて1日ずっと過ごすリピーター客も多い。

広大な敷地と大自然を活かし、施設の価値を育てていく。

施設内に設置された「天空のレストラン 大宜味スカイテラス」は、名物メニューのアグー豚のしゃぶしゃぶをはじめ、近海の魚介や県産の野菜などを活用した美味と出会える地産地消レストラン。旅の大きな楽しみのひとつである食も、施設内での滞在に魅力を添える。

そして驚くべきことに、たくさんの人々を惹きつけるこの「HOTEL 天 Tin」は、今なお進化の途中。なんとまだ半分以上の敷地が残されており、その大自然を活かしたアクティビティやキャンプの施設が創出されていく予定だ。
自然を大切に守りながら、自然とともに育つ。天空の森、天恵の眺望。心身が澄みきっていく。

世界自然遺産のエリア内にあるという特徴を活かし、自然との共存を体感いただけるように工夫しています。客室は全7室で、それぞれに自然由来のテーマを設定し、そのテーマに合わせた空間デザインを行いました。家具も部屋ごとで選定しているため、雰囲気がガラリと変わります。違う部屋タイプへの宿泊を楽しみに何度も訪れてくださるお客様も多く、「次はあの部屋がいい」「この部屋も素敵」といったお声をいただくたび、本当に嬉しいです。

アダルさんの家具はバリエーション豊富なので各テーマに合ったものを選びやすく、高さや脚の長さなどへのリクエストにも迅速に対応していただき、とても感謝しています。デザインと耐久性はもちろん、アフターサービスも含め、依頼してよかったです。
これからは様々なアクティビティやキャンプを楽しんでいただける施設づくりにも取り組んでいきます。自然を大切に守りながら、自然と一緒に歩んでいきたいです。