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オルガテック東京2023に出展。 ~木材活用率100%を目指す次世代のものづくりを発信~

創業70年、飲食・ホテル・オフィスなど多業界に家具を納入する業務用家具メーカーの株式会社アダル(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:武野 龍、以下、「アダル」)は、2023年4月26日 (水)~28日(金)に東京ビッグサイトにて開催されるドイツ発・アジア最大規模のオフィス家具見本市「オルガテック東京2023」に出展することお知らせします。

木材活用率100%を目指す企画展示を実施

木端材を粉塵にしたものと樹脂を融合し、大型3Dプリンターで射出成型する次世代のサステナブルなモノ作りの企画展示を予定しています。木材を加工する過程で発生した端材を粉塵化して再利用することで、理論上木材を100%活用でき、貴重な木材資源を有効活用することが可能になります。

写真左:木端材、写真右:粉塵と樹脂を融合したペレット

アダルは今年創業70周年を迎えます。そこで、この新しい技術を使ってアダルを代表する「リンク」シリーズからリンクラウンジをピックアップし、背中を支える成型合板の部材を3Dプリンターで製作した新たなモデルを展示致します。

写真左:リンクラウンジ、写真右:リンクラウンジ2.0座面部の3Dプリンター射出の様子

リンクラウンジは、90年代初頭に設計され、大型の成型合板シェルから構成される構造は、巨大な金型とそれを圧縮成型するための大規模な高周波プレス、そして量産体制が必要とされていました。しかし今回の新しい生産方法で必要なものは木端材からつくられた木粉と3Dデータだけです。 我々はこのプロジェクトを機に、木材活用率100%を目指した サステナブルな次世代モノ作りにチャレンジをしていきます。 

「オルガテック東京2023」の概要

会期:2023年4月26日(水)~28日(金)10:00~17:00(最終日のみ16時まで)
ナイトパーティ:4月26日(水)17:00〜19:00、4月27日(木) 17:00〜19:00
会場:東京ビッグサイト 西展示棟(1・2ホール)
アダルブース小間番号 : G-58
入場料: 5,000円(税込) ※完全登録制、事前登録により無料
※詳細は下記公式サイトをご参照ください
https://www.orgatec-tokyo.jp/

世界的デザインスタジオ、STONE DESIGNSによるブースデザイン

ブースコンセプト「Use and Reuse」および、ブースデザインは、世界的なデザインスタジオ、STONE DESIGNSが担当。STONE DESIGNSは、スペイン出身のクトゥ・マスエロス氏とエバ・プレーゴ氏が率いるデザインオフィス。1995年の設立以来、“人のためにカタチにする”を大切にし、世界中で前衛的なデザインを展開しています。これまでに、シェラトンのリゾートデザイン・レクサスの特別仕様車デザイン・コカ・コーラのオフィスデザインをはじめ、ロレアル・アディダス・無印良品・モビスターなど、世界的ブランドのプロジェクトに数多く携わり、様々な方面から高い評価を受けてきました。

オルガテック東京とは 

オルガテックとは、70 年に渡りドイツのケルンで開催されてきた世界最大規模の最先端のオフィス環境を提案するイベント。昨年大盛況で終わった日本での初開催につづき、今年で2度目の開催となる「オルガテック東京2023」では、『SHIFT DESIGN-デザインはワークスタイルを自由にする-』をテーマに、世界から120以上のブランドとメーカーが参加。クリエイティビティあふれる最新鋭のオフィスデザインとワークスタイルが集結します。