意匠に呼応する木格子。細やかな配慮をカタチに。

小林市の新庁舎の東館。建物の意匠に呼応しながら、ひときわ存在感を放つベンチがある。意匠の最大の特徴とも言える木格子を継承。デザインそのものの斬新さはもちろん、新庁舎の空間の中にレイアウトされるからこそ、その個性はより一層際立つ。まさに「世界に一つだけの家具」である。

建物の意匠に寄り添うベンチというテーマのもと、市産木材のスギをふんだんに使用。小林市出身の吉元が担当し、材料の選定から集成材の加工まで一貫して携わり完成させた。材料のスギは、製材所を直接訪ねて吟味し、最適なものを選び抜いている。また、デザイン提案の際には「3Dプリンター」を活用することで図面よりもリアルなイメージ共有を図り、提案の精度を高めていった。

さらに、世代を問わず多くの人が訪れる市庁舎だからこそ、「立ち上がりやすさ」にも徹底してこだわった。ハンドルの高さは、立ち上がりを最大限にサポートできる位置に設定。何度も調整を繰り返し、快適な動作にも寄り添えるベンチへ辿り着いた。

座面は抗菌・防汚仕様で、部分的なメンテナンスが簡単にできるように取り外しが可能。汚れ・キズ防止のための幅木も設けている。これから先、いつまでもこの場所で親しまれ愛されるように。強い想いは細やかな配慮となり、世界に一つのカタチとなった。


小林市役所[ 本館1F・3F ]
住所/宮崎県小林市細野300番地
電話/ 0984-23-1111
納入商品/別注ベンチ