「苦手なことは得意にしたい、得意なことはもっと得意にしたい」心の中の躍動をそのまま言葉にし、若手職人の穴井は語った。高校時代に木工を学び、家具の構造に興味を抱いて入社。製造3課でイス・ソファなどの布張り作業を担当している。

技術向上のため、先輩職人への質問も積極的で、教わったことはすぐに実践。ときには穴井なりのアレンジを加え、試行錯誤を繰り返している。より美しく、より確かに。目の前の家具と向き合いながら、家具職人としての自分自身にも向き合う日々が続く。



柔和な雰囲気と鋭い眼差しのギャップ。製造3課の河野は、今日も数々の検品を重ねる。製品にキズや欠陥が無いかどうか、寸法通りに仕上がっているのかを綿密に確認していく。自身の仕事ぶりが、完璧な製品の出荷に直結するポジション。

先輩職人からのアドバイス、そして日々の経験の中から、レベルアップのためのヒントを探り出す。「とにかく様々な方法を考えて試して改善していく。製品が無事に納品された姿を見ると本当に感動して、悩んだことも吹き飛びます」鋭さの奥には、温かさが光る。